2012年5月28日月曜日

MBAマーケティング第4章 ポジショニング

こんにちは。
おおやまです。


前回に引き続き、MBAマーケティング第2弾です!



今回は2年生の吉澤率いる一年生がプレゼンテーションをしてくれました。
今回も一年生のプレゼンはみんなすごい上手でびっくりしました。

もうおれたちの時代は終わったも同然か…。
なんて 笑


今回の内容は「ポジショニング」です。


前回の「セグメンテーション」に比べれば、まだ聞き慣れている用語ですね。
サッカーなどのスポーツでもポジションという用語は出てきますしね。


スポーツではフィールドでどのポジションを占めるかということは重要になってきます。

もちろんマーケティングでも市場というフィールドでどのポジションを占めるか重要になってきます。


さてこの「ポジショニング」ですが、


なぜおこなうと思いますか。


ポジショニングをおこなう理由は、


「顧客に最も魅力的な商品だと認識してもらう」


ためです。


まあイメージ付けみたいなものと最初は考えてもらっておーけーです。


例えばあなたはマクドナルドという企業と聞くとどういうイメージが湧きますか。


「安い」「宣伝がうまい」「子供に人気」「どこにでもある」「気軽に行ける」・・・

といった要素が思い浮かぶと思います。


もし


あなたの思い浮かべたイメージと企業があなたに思い浮かべてほしいイメージが一致していれば、


企業側としてはポジショニングが上手くいったといえます。


企業はあなたにそのように自社製品を認識してもらいたいわけですからね。

以前紹介した「企業目線・顧客目線」はポジショニングへの伏線となっています。
企業目線・顧客目線については、
新歓ラスト説明会&山下勉強会@04/23参照



また自社製品のポジショニングと他社製品のポジショニングを比較する際に用いられる分析法として


ポジショニングマップ」があります。


自社製品と他社製品をのポジショニングの違いを理解する時に有効です。


ぜひ学んでおいてくださいね。


次回のまーけんは
5月28日(月)18:00~
W504にて
2年生の柚木率いる一年生が「製品戦略」についてプレゼンしてくれます。

楽しみですね( ´ ▽ ` )ノ
それでは次回の活動でお会いしましょう。



[ちょっと一言、、、]
5月もそろそろ終わりです。
ついこの前GWかと思いきやあっという間ですね。


大学生活は本当にあっという間に過ぎていきますねー。
遊んでいて気付いたら就活だなんてことにはないようにしましょう(笑)


もう一度「おれって何のために大学入ったんだろう」という目的を考えてみる時間をとってみるのもいいですね。


そこで思考のフレームワークを一つ紹介します。
目的と手段と行動」です。


自分が取っている行動(大学に通う、講義にでる、バイトをする、サークル活動をする、遊ぶ、就活する etc)を以下のフレームにあてはめてみてください。


「おれは○○(目的)を達成したい。しかしそのためには□□(手段)が必要だ。だから△△(行動)をするんだ。」


まずは「何のために」から始めて見ましょう。

「何のために?」を常に意識してみてください。
「何のために大学に入ったんだろう?」
「何のために勉強しているんだろう?」
「何のためにバイトしているんだろう?」
「何のためにサークルに入ったんだろう?」

そんな考えって一分くらいで出ないですよふつう。
悩みに悩んで考えてみてください。


まーけんに興味がある、試しに行ってみたいという方はこちらまで
主な活動内容をまとめた動画があるので、チェックしてみてください

2012年5月22日火曜日

MBAマーケティング第3章 セグメンテーション・ターゲティング


こんにちは。
おおやまです( ´ ▽ ` )ノ

日食きれいでしたねー。
僕の住んでいるところは曇っていたせいか肉眼でも太陽が指輪のようにリング状になっているのを確認できました。



さてそんなことはどうでもいいです。



本日から2年生と1年生による基礎勉強会がスタートしました!



前回お伝えした通り『MBAマーケティング』という本をもとに内容を要約し、パワポを使って発表するものです。


今日の内容はMCに定評がある2年生蒔田と1年生による、「セグメンテーション・ターゲティング」です。
1年生がみんな発表が上手で、パワポのスライドも見やすかったです(^^)


今日は「セグメンテーション」について僕から説明します。



セグメンテーション??



聞き慣れない用語ですよね。


セグメンテーションは自社製品を売り込むお客様(顧客といいます)を絞り込む際に使用するマーケティング用語です。



なぜ絞り込む必要があるのでしょうか。

絞り込むことなんかしないで全員に売り込むことができる商品を作った方が買ってもらえる層が増えて効率的に思えますよね。



しかし考えてみてください。



あなたはある消費財メーカーに勤めている社員です。
あなたが働いている会社で上司からこう言われました。


上司A「次に出す製品は、日本に住んでいる人すべてを狙っていこう!」
上司B「次に出す製品は、東京都在住 子持ち 健康志向で コスパを重視する 30代の女性を狙っていこう!」



あなたはどちらの言葉の方が具体的イメージを抱きやすかったですか?



Aもなんとなく想像できないことはないという人もいると思います。

でも日本人すべてってどうなんでしょう。


北海道から沖縄まで?文化も生活習慣も全然ちがくない?
具体的に何十代なの?赤ちゃんから高齢者まですべてに売り込む気なの?


考えるほどにイメージが曖昧になってしまいます。

明らかにBの方が顧客の姿をイメージしやすく、製品提案もスムーズにいきそうな感じがしますよね。


製品コンセプトの決定や、価格設定なども限定すればするほど明確にしやすいです。


だからセグメンテーションはやる意味があるんですよ。
いいですか。


何の意味もなく、顧客を切り分けているわけではないです。
メリットがあるからやっているんです。


さてそんなセグメンテーションで顧客を切り分ける意味はわかった。
けどどうやって切り分ければいいの?



はい。



そこで、
①地理的変数(関東?関西?都市部?郊外?地方?etc)
②人口動態変数(少年、若者?高齢者?男性?女性?年収1000万以上?etc)
③心理的変数 (健康志向?新しいもの好き?保守的?)
④行動変数 (経済性?機能性?ヘビーユーザー?)

という4つの変数を基軸にして切り分けていくわけです。
先ほどの例でいえば、
①東京都在住
②子持ち・30代の女性
③健康志向を持つ
④コスパを重視する

というように当てはめることができます。


企業は、セグメンテーションを行うときにはふつう、顧客の属性・価値観・購買行動・使用パターンなどに関するリサーチを行います。
そのリサーチを基にいくつかの共通項でグループ分けして各グループの性質や特徴を明らかにしていきます。


リサーチを行い大量のデータの中から「ん、実は東京都在住の子持ち30代女性って健康を意識していて、コストパフォーマンスを気にしている傾向があるぞ。」といった具合です。


そりゃそうですよね。


東京都在住の子持ち30代女性が「健康志向を持っていて、コスパを重視する」なんて誰かわかりますか?


日本にエスパーでもいて「東京都在住の30代女性ってね、実は健康志向を持っていて、コスパを重視するんだよ。」
って教えてくれるんですか。

んなわけないです(笑)


じゃあ誰がどう見ても「確かに東京都在住の30代女性って、健康志向を持っていて、コスパを重視してるんだなー」と納得してもらえる指標ってなんですか。





「数字」です。




「数字」は力を持ちます。
「数字」を見せないと他人に納得してもらえません。
「数字」がないと説得力を持ちません。


あなたがどんなに「東京都在住の30代女性って、健康志向を持っていて、コスパを重視してるんですよ!!」と力説しても誰にでも納得してもらうことなんてできませんからね。
「数字」見せれば一発ですから。



詳しくは本を読んで勉強してくださいね。



はい。今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。


次回のまーけんは、
5月24日(木)に
W504にて
2年生の吉澤率いる1年生たちによる「ポジショニング」についてやります!


それでは次回の活動でお会いしましょう。

まーけんに興味がある、試しに行ってみたいという方はこちらまで
主な活動内容をまとめた動画があるので、気になる方はチェックしてみてください


2012年5月16日水曜日

5/14 MBAマーケティング環境分析


こんにちは。おおやまです。

いよいよまーけんの本活動がスタートしました!

MBAマーケティングという本を使っての勉強会です。

主に章ごとに班に分かれます。
そして2年生がリーダーとなり、1年生と共に内容を要約、パワポ作成、発表という形をとります。

今回はお手本ということで、3年生の山下がプレゼンを行いました。

内容は「環境分析」です。

SWOT分析
マクロ環境分析
PEST分析
3C分析

などについて解説しました。

これらのフレームワークは現状を把握し、整理するのに役立ちます。

またグループワークでは「ローソンのSWOT分析もしくは3C分析を考える」という内容で行いました。


ところで
環境分析はなぜあるのでしょうか。

分析をするということは

「敵を知り、己を知る」

ということです。

自分の弱み・強み、ライバルの弱み・強み、時代の機会や脅威をとらえることが今後戦略を考える上で重要になってきます。

また、顧客が望むものは何なのか把握せず、時代にそぐわない商品を出しても売れるものも売れません。



例えばキリンビバレッジが特保のコーラが出て話題になりましたが、あれも時代が健康を気にする人がいるからこそ商品化されたわけですよね。


結果、安定供給できないほど好調な売上げを記録しているそうです。


健康志向の人が少なければそんなコーラ出たりしません。


前回でも言いましたよね。まずは「疑問を持つ」


学問を学ぶ時は何でも疑って掛かりましょう。
ちゃんと理由を知っておいた方が理解がスムーズに進むはずです。


「分析なんていらなくね?」とかそういう疑問じゃないですよ。何十年も前から色んな学者の人たちが研究してきた過程で、

理論が生き残っているというのはそれなりの価値と役割があるからです。

それを認識したうえで学びましょうよということです。



さて次回のMBAマーケティングのプレゼンはいよいよ

1年生と2年生による発表が始まります(^^)
わくわくですね。

では!


まーけんに興味がある、試しに行ってみたいという方はこちらまで
wasedamarketing2012@gmail.com


2012年5月9日水曜日

5/7 大山勉強会「はじめてのまーけてぃんぐ」


こんにちは。
社学3年のおおやまです。

GWもあっという間でしたね。
また新たな授業期間です。

授業も少し慣れてきたと思うのでバイトを探したり、サークル活動に意識を向けてみるのも良いと思います。



さて今回は僕が勉強会を行いました。


タイトルは「はじめてのまーけてぃんぐ」

身近なモノからでもマーケティングは学ぶことができるんだよということを伝えるために作りました。
新入生が20人ぐらい来てくれてやりがいがありました(^^)

プレゼンする側としては新入生に少しでもマーケティングに興味を持ってもらえれば幸いですねー。

内容は前回書いたコーヒー市場の記事と似ています。
概要だけ書いておきますね。



そもそもマーケティングの定義とは何でしょうか。


マーケティングとは「モノの売れる仕組みをつくること」です。


では、どうして売れる仕組みが必要になるのでしょうか。


ちょっと考えてみてください。



・・・



はい。


それは作らないと「売れない」からです。

どうして売れないのでしょうか。

現在は昔と比べてモノがあふれてる時代ですよね。

20,30年前はまだモノが少なかった。
家電を持っている人も少なく消費者の生活も現在ほど便利ではなかった。

その当時、企業はモノを作れば作るほど売れたわけです。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機とか「三種の神器」とか言われてこぞって購入したと言われていますよね。
企業の売上げも右肩あがりです。

しかし今はどうでしょうか。家電にしろ飲料などにしろ数多くの企業・商品が存在し市場競争を行っています。


例えばコンビニに行ってみてください。


飲み物・お菓子・インスタント食品など同じような商品であっても数多くの企業の商品が置いてありますよね。
ちょっと飲み物コーナーに行ってみてください。


缶コーヒーが置いてあります。


もし以下の写真の缶コーヒーが置いていたらあなたはどの缶コーヒーを買いますか?


1つだけ選んでください。




いかがでしょうか。


あなたはどの缶コーヒーを選びましたか。


勉強会では、FIRE,BOSSが人気が高かったです。


ちなみに右下のスタバの商品はコーヒーとエナジードリンクを融合させた商品らしいです。
NY行ったら売ってました(笑)


さて最もこの中から消費者に手に取って買ってもらった企業マーケティングが上手い企業ということになります。


なぜならちゃんと「売れる仕組みを作っている」わけですから。


企業はあなたに自社の製品を買ってお金を払ってもらいたいと思っている。

しかし同じようなライバル企業はたくさんいる。

コーヒーが入った無地のアルミ缶を置いたって売れないわけです。

ということはライバル達に負けないように売れる工夫をしなければいけない。

缶の包装を見てみると長年築いてきたブランドをアピールしたり、おいしさを想起させるためにコーヒー豆の画像を載せたりしてますよね。



その工夫こそがマーケティングです。
もちろん、これがすべてというわけではありません。「こういうものなんだ」というイメージを抱いたもらえれば大丈夫です。


しかし身構える必要はありません。


マーケティングは本を読んだりしなくても身近にあるモノからでも学ぶことができます。


そのための「分析法」と「新たな目線」について話しました。
3つあります。

①5W1H
②企業目線
③顧客目線

①5W1H
製品・サービスを5W1Hで考える。
When(いつ)
Where(どこで)
Who or Whom(だれが or だれに)
Why(なぜ)
How(どのように)

これをマーケティングっぽく直すと、

When=季節・時間帯(いつ購入してほしいのか)
Where=場所・場面(どこでを消費してほしいのか)
Who or Whom=ターゲット(だれに購入してもらいたいのか)
Why=商品コンセプト・顧客満足(なぜその製品・サービスはあるのか、どういう満足感を得られるのか)
How=プロモーション・顧客アプローチ(どのようにその製品・サービスを知らせているのか)


このフレームワークは何にでも当てはめることができますし、後々学ぶことになる4Pにもつながります。

②、③については
の記事を参照ってことで。


勉強会では、サイゼリヤ・WONDAモーニングショット・HISのCM・爽健美茶のCMを使って解説しました。


マーケティングは身近にある広告・商品を見てみるだけで学ぶことができます。


大事なことは疑問を持つことです。


CMひとつ取っても、
なんでCMによくAKBが使われているのか?
なぜその場所でCM撮影を行ったのか?
だれに向けたCMなんだろうか?
企業は何を伝えたいんだろう?
このCMを見た人はどういう感情・イメージを抱くだろう?

そう考えるだけで商品や広告を見る目が変わってきますし、
マーケティングを学ぶのが楽しくなりますよ(^^)


堅苦しく考えるよりもまずは身近なモノから楽しく学んでみませんか。




はい。



ここまで読んでいただいてありがとうございます。



最後にマーケティング研究会からのお知らせです。


5月10日(木)
18:30~
W504にて
前期総会を行います。


幹事長がこれからのまーけんについて説明してくれます。

長かった新歓も終わり、通常活動がいよいよスタートします。

新入生のチカラに期待ですね。

ではまた活動でお会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ